Thatcham, UK - 19 April 2022: 放送テストと測定のイノベーターであるPHABRIX は、NMOS 解析ツールと Extended Ultra High Definition (EUHD) オプションを含むQxL ラスタイザーシリーズが NVIDIA Rivermax SDK で広範囲に使用されていると発表しました。QxL シリーズは、SMPTE ST 2110を含むすべての参照規格への準拠を保証し、タイミングとツールチェーンを独自に検証するために、新製品開発時にNVIDIA Rivermaxによって展開されています。

NVIDIA Rivermaxは、3月に発表された最新のソフトウェアリリースであるV4.5に含まれる2つの機能(QxL )を利用しています。NMOSコントローラや関連ネットワークトポロジーと統合する際に柔軟性を提供するAMWA Networked Media Open Specification(NMOS)ツール群に加え、V4.5には、NMOS相互運用性の解析とデバッグを支援するために、NMOS APIの状態についてより詳細な情報を提供するQxL のNMOS receiverを更新しています。

さらに、NVIDIAは、47.95P~60Pの範囲でUHD/4K YCbCr/RGB 444フォーマットの解析と生成をサポートする新しいEUHDオプションをQxL シリーズに活用しています。

Prinyar Boon PHABRIX のプロダクト・マネージャであるSteelmanのコメントです。「NVIDIA Rivermax SDKチームは、長い間、当社のテストおよび測定技術を使用しており、その過程で、後続の製品開発に情報を提供する多くの貴重なフィードバックをいただきました。 は、リアルタイム解析と検証に関して独自の機能を備えており、NVIDIAのような新しい技術ソリューションの開発に貢献しています。"QxL

NVIDIA の Senior Director Enterprise Development である Richard Hastie 氏は、「赤と青、RGB 4:4:4、12 ビット非圧縮、SMPTE 2110 など、複数のフローをリアルタイムで分析・テストできるソリューションは、市場には他に存在しない」と述べています。リアルタイム解析は、私たちにとってQxL を本当に際立たせる機能です。そしてそれは、NVIDIA における Rivermax ソリューション開発にとって、非常に貴重であることが証明されています。"

これらのソリューションの1つであるRivermaxDisplayは、NVIDIAネットワークカードとプロフェッショナルGPUを搭載したWindowsワークステーションまたはサーバーを2110互換のソースに変えます。4月23日から27日までラスベガスコンベンションセンターで行われる2022 NAB ShowのPHABRIX ブース(C6118)で展示する予定になっています。