会社概要

PHABRIX 沿革 -Phillip Adams, 創設者

ゼロからの起業は、特に放送業界のように技術の進歩が要求されるビジネス環境では、常にチャレンジングなことです。

私は、グラナダ・テレビジョン、マイケル・コックス・エレクトロニクス、アルファ・イメージ、オクステルでの初期の頃から、長い間テクノロジーに携わってきたので、放送業界で新しい会社を立ち上げることは、エキサイティングな見通しのように思えました。2005年3月、PHABRIX が誕生しました。アイデアが生まれ、会社として成長し、より多くのエンジニアと話をするうちに、すぐに、ベンチに縛られず、高価でもない試験装置が必要であることが明らかになり、それを有用で魅力的なものにするためのツールセットが必要になりました。

まるでスイスのアーミーナイフのように、技術をシンプルにミックスした製品は、SDI信号発生器、アナライザ、モニタの3つのテスト機器を1つにまとめた、驚くべきツールの数々です。Sxは、3G-SDI、HD-SDI、SD-SDIビデオに加え、世界初のAESをサポートするハンドヘルド型のビデオ/オーディオ・テスト機器として急速に発展しました。PHABRIX のエンジニアとして、私たちは自分たちで使いたいと思うような製品を設計しました。

Sxに続き、2011年にはRxラスタライザシリーズを発売し、当時の試験・測定ソリューションの主流に押し上げました。Rxは、シングル、デュアル、または4モニタディスプレイのオプションで、異なるツールセットを含めるためのモジュラーシステムをお客様に提供しました。Rxシリーズの製品は、価格と機能の面から見ても、今でも他の追随を許さないものでした。

2016年には、4K/UHD、HDR/WCG、SDI/IPのテストおよび測定ワークフローに対応する業界をリードするラスタライザQx を発売し、3G-SDIをご愛顧いただいているお客様に、現在利用可能な幅広い規格への重要な足がかりを提供しています。Qx シリーズは、ここ数年の急速な発展により、4K/UHD (12G/6G/3G-SDI) および HD-SDI と SMPTE 2022-6 および 2110 と 2022-7 の解析およびモニタリングを使用したハイブリッド IP/SDI サポートのための高度なツールセットを提供するとともに、包括的な HDR/WCG 解析および 12G-SDI 物理層解析ツールセットを提供しています。

3つの製品群はすべて継続的な開発サイクルを経ており、力強さを増しています。3つの製品群はすべて、世界中のほとんどすべての主要な放送局やビデオ製造・製品開発チームで使用されています。

Leader Electronics社による最近の買収は、PHABRIX チームにとっても、業界全体にとっても素晴らしいニュースです。両社ともに、設計とエンジニアリングの専門知識を開発の中心に置いており、お互いに得るものがたくさんあります。私たちの才能と補完的な製品ライン、さらに地理的な範囲が広がることで、スタッフ、顧客、そしてグローバルな販売パートナーにとって、非常にエキサイティングな未来が待っています。

PHABRIX チームの紹介

リーダー電子株式会社